推しのメガネ男子
メガネ男子って言ったら、ただ眼鏡をかけてればいいわけではなく。
黒髪で、どことなく野暮ったくて。
ズルいことをした自分を反省してしまうような、まっすぐなところがある。
それが、私が推すメガネ男子です。
且つ!
ここが重要です。
尚且つ、何らかの突出したものをもってる。
逆説的に言えば、漫画の世界において、彼らを完璧にし過ぎないためにあえて、野暮ったい眼鏡男子という姿形で生み出しているのか?
。。。いや、よくわかりませんが。
私の推しのメガネ男子が登場する物語を紹介します。
私のダントツの推し けんちゃんこと榊原憲人(のりと)が登場する『花よりも花の如く』(成田美名子先生 白泉社)
現在(2021年3月)、20巻まで発刊されており、けんちゃんはもう眼鏡をかけていない💦のですが。女心がわからない、ちょっと不器用な彼は、けれど多くの人がいろいろ考えて躊躇ってしまうような他人のためにお節介を妬くことを、当然のようにできてしまうすごい奴で。眼鏡は外してしまったけれど、私にとってのメガネ男子の定義のど真ん中にいます。
かつ、彼は日本伝統芸能の“能”の世界で生きているのですが、その中で悩みながらも成長していく姿はとても魅力的で。
私もその世界に触れてみたくなり、能の舞台を観たり習いに行ってしまったほどです。
20巻。そろそろ終盤だろうと安心して手に取ってみたのですが。波乱の予感しかしない終わり方でした。。。次巻、次々巻まで悶々と過ごすことになりそうです。
プロ棋士、零ちゃんこと桐山零が登場する『3月のライオン』(羽海野チカ先生 白泉社)
彼もまた、将棋という選ばれし者たちが凌ぎを削る世界で生きる突出したモノを持つ人物です。
辛い過去、そして厳しい世界でもがき苦しみながら生きてきた彼を、周りの人たちが温かく包みこんでゆき、そして、彼も周りに温かい気持ちを返してゆく。…簡単に言うとそんなあらすじになるのですが。というか、私の文章力ではそれが限界。
こんなに周りのキャラが立ってる漫画ってある?と思わずにいられないくらい愛すべきキャラが沢山登場するので、そこもこの漫画の魅力だと共感してもらえると思います。
名人となるのか? 綿谷新が登場する『ちはやふる』(末次由紀先生 講談社)
青春をかけて百人一首カルタに挑む高校生たちのお話です。そこに登場する新くんは主人公の幼なじみで、名人を目指す人物です。素直だし、器用ではないし、失敗して反省もするんですが。彼は、「名人になる」という芯があるからなのか、“強さ”を感じさせるメガネ君です。
あっ、もちろん、かわいさもあります。
もう一つ。推しメガネ男子の漫画があるんですが。なんと、タイトルを、思い出せない(笑
ので、またいつか更新します。