mamamanga

もし、趣味が合う方の漫画選びの参考になれば嬉しいな、と思い開設しました。

山南さんの恋 風光る(7巻)

ふと。

NHK大河ドラマ新選組!」をやったときには、どなたが斎藤さん(斎藤一)を演じたのだろう、と気になって。

調べたら、オダギリジョー様!

ドラマは観ていないので、どんな風に演じられたのかわからないですけど。

なんだか、ミステリアスで飄々とした雰囲気が『風光る』とイメージ重なるなぁ、などと思いながら読み進めると、山南さん(山南敬助)は、えっ!堺雅人さんっ!?!?

めちゃめちゃマンガとイメージ重なるっ!

と。

繰り返しますが、ドラマも観てないのに1人で興奮して読み進め、『明里』という文字を見て驚愕するのです。

ああ、明里さんは実在したんや。。。

 

明里さんは、セイちゃん(神谷清三郎こと富永セイ)のお兄ちゃんの恋人として2巻から登場しています。

渡辺先生の『時代考証に手を抜かない!史実は極力取り入れる!だけどゼッタイ"少女まんが"にする、その為の嘘なら躊躇なくつくべし!!』という姿勢のもと仕組まれた仕掛けに、感嘆のため息が漏れたのは言うまでもありません。

 

因みに、ドラマとマンガはストーリーの描き方が違うので、当時は怖くて観るのができませんでした。今なら?

いや。とりあえず、漫画読破します。

私の人生、マンガ優先で。

池田屋事件 風光る(6巻)

遂に来ました、池田屋事変。

歴史の教科書にも載っておりましたから、その名称くらいは知っておりますが。

どんな風に解説されていたか、とんと記憶がございません。

それでも、このマンガを初めて読んだとき、池田屋事変でのセイちゃん(神谷清三郎こと富永セイ)ちゃんの活躍に、震えたことはしっかり覚えております。

 

正直、この後の新選組の活躍は全然知らないんですが、きっと血生臭いシーンが増えていく中で、セイちゃんと沖田先生(沖田総司)がケラケラ笑って過ごす時間が沢山ありますように、と既に祈るような気持ちです。

 

推し光る! 風光る(5巻)

くーっ!!

最高っ(*´Д`*)!!

と、何度机をトントンしたことか!!

 

斎藤さん(斎藤一)が面白すぎて。

セイちゃん(神谷清三郎こと富永セイ)に振り回されて、沖田さん(沖田総司)に弄ばれて。

だめだわ。やっぱり、「風光る」の私の推しは斎藤さんで揺るがないことが証明されたわ。

…と言う感じの5巻でした。

そして、渡辺先生の言葉のチョイスがめちゃめちゃツボで。

『下心露見之介(したごころバレのすけ)』

そして

『墓穴掘之進(ぼけつほりのしん)』

最高です!!

 

歴史的には全然前に進んでないけど。できるなら、このまま平和な感じで、と思わずにはいられないほのぼの巻でした。

とは言え、人はばったばったと切り倒されていっておりましたが。慣れって怖いね。

さぁ、レッツ6巻!

ばっさばっさ 風光る(4巻)

今回もばったばったと人が薙ぎ倒されてゆきました。その中には、主要人物も。

そして、セイちゃん(主人公、神谷清三郎こと富永セイ)もついに…。

この主要人物、キャラが濃い…というか、キャラが強いし。今の時代ならありえない!人物なので。過去、読んだときの記憶に濃くのこっていたのですが、まさか、こんな早くお亡くなりになっていたとは!!もっと後まで生きていらっしゃるイメージでした。

ということは、今後もあんな人やこんな人が出てきてはお亡くなりに。たぶん、私は20巻までくらいしか読んでないので、一体それから先がどうなるのか、日本史音痴としても興味深々です。うすーい私の知識で史実とすり合わせると、ちょっとしんどい展開になりそうで怖くもありますが。。。

しばらくは、屋台骨には影響ないとおもいますので、気楽にセイと沖田センセイ(沖田総司)のわちゃわちゃを楽しみたいと思います。

 

色褪せないのか、時が止まっているのか 風光る(3巻)

初めて読んだのが高校生のときで。

あれから20年くらい経ってるのに、全然古臭くない。もちろん、時代設定が幕末でそもそも古い時代を描いているから、小物(携帯電話)やファッション、言葉等で漫画が描かれた時代と現在の差を感じることがないというのもあるけれど。

キャラクターの性格とか、会話のテンポとかから時代をあまり感じない。これって、私の成長が高校生で止まってるからなのかもしれないけど。なんか、もっと作者の方のセンスとかなんじゃないかとも思う。

つまり何が言いたいかと言うと、今読んでも面白い。

セイちゃん(主人公:富永セイ)の弾けたキャラクターは、ヒロインらしく爽やかで一途で大好きだけれど。

沖田総司の野暮天なのに鋭いところとか、めちゃめちゃ優しいのに、土方さん(土方歳三)と近藤さん(近藤勇)の為なら大好きな人をも殺してしまうところとか。こんな!こんなキャラ他にいまして?

いや、おらんだろ。

強くて美しくて、冷たくて実は優しいみたいなのは、あちらにもこちらにも。まあ、そういうのも大好きですけども。

でも、『風光る』の沖田総司みたいなキャラは稀有だと思うんです。

 

その総司さんのね、魅力がジワジワ滲み出てくるのがこの3巻辺りからではないかと。誰と絡ませても魅力的な沖田総司を是非堪能していただきたい。

 

受け取り方の変化 風光る(2巻)

高校のときには、あまり気にならなかったけど。

人がばったばったと死んでいくなぁ、ということが気になる年齢になってしまいました。これ本当に、そういう時代だったのかなぁ。そりゃ、沖田さんも鬼だと自分で言うわなぁ。

正確には高校生のときに感じた雰囲気はもう、思い出せませんが。

この人の死というものがガツンと目に入ることによって、以前よりこの時代の緊迫感とか焦燥感とか、逆の大らかさとかを感じ取れてるのではないかと、ちょっと思ったりします。

そして!

私の大好きな斎藤さん(斎藤一/さいとうはじめ)が登場しました!

めちゃめちゃ良い味を出してるんです、この方。

さてさて、高校生のときのように、やはり斎藤さんにときめくのか!?はたまた好みが変わっているのか!?読み進めて参りたいと思います。

キャラ分析 風光る(1巻)

そうそうそう!鬼の副長!!

この本を読んで学んだんですよ、仲良しこよしでは集団の運営は成り立たない。鬼が必要なのだと。

とは言え、私自身は根っからの八方美人なので。誰かに嫌われてまで何かを全うしたいとか、全体の利益のために個人の利益(私の好感度)を捧げるとかできませんけど。

職場に以前、土方さんみたいな人いましたわ。

隣のグループの上司でしたけど。そのグループはずっとピリピリしてましたね。いや、課全体も今よりピシッとしてたかもしれません。

それがいいとか悪いとかは一概には決められませんが。緊張でパフォーマンスが悪くなったり、コミュニケーション不足が生じたりすることもありますからね。でも、少なくとも、そのグループの土方はめちゃめちゃ責任もって仕事してましたから、書類が揃わないとか、契約に関する不手際があるとかは当時少なかったです。

あと、やたら女性職員が訪ねてきてましたね。けっして愛想の良い方ではないですが、土方ですからね。それを見抜いたファンが多かったということです。

次にそこ土方グループ長の席に来た方は、軽やかで。人たらしな感じの方。もちろん、有能な方でしたけど。切られる時は笑顔でバッサリ切り捨てられる感じなので、めっちゃ怖かったです。

更にその次にいらしたのは、無愛想な若者でした。でも、休み時間にも仕事関係の勉強をしたりして真面目で。そして環境になれてくると笑ってくれるようになったんです。なんか、巷に出回っているオフィスラブ系の登場人物みたいじゃないですか?誤解のないように言うと、笑顔を見せるのは特定個人に対してだけじゃないです。みんなと談笑できるようになったっていうただの人見知りさんエピソードです。

そんな感じで、ちょっと離れたところの人を人間観察するのが好きです。ただ、これはこのキャラだ!って当てはめる技術がまだまだで。今後、精進して参りたいと思います。

 

それでは、良い休日を!